店舗名 | cafe ハルのしっぽ |
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住所・場所 | 福島県いわき市桜ヶ丘1-70 |
営業時間 | 不定休 |
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猫のいない猫のカフェというコンセプトのもと、飼い猫のハルの名前を使い、可愛く響きと語呂のいいcafe ハルのしっぽと命名しました。
居心地のいい空間を第一に、安心していける、美味しく目で見て楽しい食事を提供したいです。
日々頑張っているご褒美に当店を選び、猫のようにのんびりまったりとした時間を過ごしてもらいたいと考えています。
外観は白を基調として爽やかなカフェらしさを演出し、店内に入ると目線の先全てに猫(写真や置物、本、その他諸々)がいるようにしています。
本物の猫はいないけれど、随所に猫を感じられます。
ラテアートを応用し猫の肉球アートはたくさんのお客様に喜ばれています。食器やカトラリーでも猫柄なので細かいところまでこだわりました。
メニューに関しては、1人運営のカフェですがランチメニューからスイーツまで豊富かなと思います。特に自家製の猫パンは見た目も味も良く、店内はもちろんのことテイクアウトしていく方も多いです。
開業したいと思ったきっかけ
前職では仕事に慣れる一方で成長の機会が少なく、モチベーションを保つのが難しくなっていました。人間関係の悩みも重なり、一度リセットするような気持ちで退職。しばらく自分と向き合う時間を持ちました。
そんなある日、友人とカフェで過ごしている時に「こんな空間を自分で作ってみたい」と自然に思ったことが、開業を意識するきっかけになりました。
海外留学中、勉強がうまく進まず行き詰まっていた時に、気分転換で立ち寄ったカフェがありました。そこでレジの店員さんが「あなた、すごく疲れてるよ!だからスマイルをあげるね」と言って、カップに「:)」と描いてくれたんです。その小さな気遣いが心に沁みて、思わず笑顔になれたことを今でも鮮明に覚えています。
自分もそんなふうに、訪れた人が少しほっとできたり、ご褒美のように感じられる空間を作りたい──そう自然に思えたことが、カフェを開業したいと思うきっかけになりました。
開業準備~OPENまでのストーリーやエピソード
お店づくりの過程は、本当に理想を現実にする大変さの連続でした。何度も何度も打ち合わせを重ねて、ようやく形になったと思えば「やっぱりこうした方がいいかも」と、一度決めたことを再考することもありました。思い描いた空間に近づけるためには、根気と柔軟さが必要なんだと実感しました。
それでも少しずつ理想に近づいていく過程は、大変さ以上にワクワクがあって、思い返せばとても楽しい時間でした。
カフェズライフでの思い出
開業準備の中で、特にお世話になったのが経営の東海林先生と、ドリンクの石田先生です。
東海林先生には、経営・運営・コンセプトの大切さをはじめ、私が知りたかったことを余すことなく教えていただきました。学んだことはどれも実際に役立ち、「取り入れて良かった」と思えることばかりでした。
石田先生には、ドリンクの作り方はもちろん、お店に導入するエスプレッソマシンやジャグなど、何を選べば良いか分からなかった私にオススメを丁寧に教えていただきました。さらに実際にマシンを見に行く段取りまでしてくださり、本当にたくさん助けていただきました。
最後に(今後の展望や思いなど)
これからの展望としては、まず12月に迎える1周年をしっかり目指していきたいと思っています。その先も2年、3年と歩みを重ねながら、訪れてくださる方に「来てよかった」「また来たい」と思っていただけるようなお店であり続けたいです。これからも一日一日を大切に、精一杯頑張っていきます。