Cafe Coffret

  • こだわりインテリア
  • 食事イチオシ
東京校修了

「Cafe Coffret」の基本情報・アクセス

店舗名 Cafe Coffret
住所・場所

東京都武蔵村山市大南5-57-7 山口ハウス2-B号室

営業時間 平日:11:00〜15:00 土日:8:00〜15:00(定休日:水曜+不定)
Instagram@cafe.coffret

コンセプト

店名の由来
Café Coffret(カフェ コフレ)
「Coffret」はフランス語で「小箱」「宝石箱」という意味。
日常の中にそっと寄り添い、心に小さなときめきやワクワクを届けるカフェをイメージしています。

コンセプト
“日常の一歩先にある、ちょっとした幸せ。”
忙しい毎日のなかで、ふと心があたたかくなるような時間と空間を提供。
お気に入りの一杯、家族との特別な日、季節を感じるメニューや飾りつけ…。
そんな小さな「嬉しい」が詰まった宝石箱のようなカフェ。

キャッチコピー
なんでもない今日が、ちょっと好きになる場所

お店・メニューの特長

内装は、木と白、北欧系を意識してセレクト、優しく明るい雰囲気に。
メニューは
選べる3種のプレート
 キッシュ・パスタ・ブレッドの3ジャンルを用意し、それぞれ2種類から選択可能。
デリ&スープ付き
 自家製のデリと季節感を意識したスープをセットで提供。
将来の展開
 デリはサラダバーのように自由にセレクトできるスタイルを検討中。
スイーツ
 現段階ではバスクチーズケーキとスコーンを提供、今後さらに強化予定。
ドリンク
 コーヒーをベースに、フラッペ・ジュース・紅茶など幅広く用意。こだわりすぎず、誰でも選びやすいラインナップ。

テイクアウトも可能にしており、近隣の公園利用も想定し、ランチボックスの展開を強化予定。
その他、アニバーサリーパーティーとして子供の誕生日会のお手伝いをしたり、ワークショップを開催していることも強みにしています。

Cafe Coffret

「Cafe Coffret」
オーナー 若林 景子さん

 Cafe'sLIFE 東京校
スタートアップ カフェ開業コース 修了

開業したいと思ったきっかけ

開業のきっかけ

私はこれまで長年、ウェディングプランナーとして「特別な一日」のお手伝いをしてきました。
結婚式は大切で素晴らしい一日ですが、その分お客様もプランナーも大きなエネルギーを注ぐ必要があり、非日常ゆえの大変さも感じていました。

そこで次第に、「非日常の特別な日」だけでなく、もっと日常に寄り添い、“ちょっとしたお祝いやイベント”を気軽に楽しめる場をつくりたいと思うようになりました。

ウェディングの仕事は、人と人とをつなぐ役割でもあります。その経験を活かし、カフェという場を通じて、人々が集まり、新しいつながりやコミュニティが生まれるきっかけを提供できると感じています。

また、自分自身の場所を持つことで、他の人のお店を借りてではできなかった、**自分らしい形での「お手伝い」や「プロデュース」**が実現できると考え、開業を決意しました。

開業準備~OPENまでのストーリーやエピソード

Café Coffretの開業に向けては、子育てと両立しながらの物件探しからスタートしました。
2人の子どもを育てながら、自宅から通いやすい場所を条件に1年以上探していた中で、今の物件に出会ったのはまさにタイミング。運命を感じ、即契約を決めました。

新築物件ということもあり、躯体工事の進行が遅れ、内装に着手できずモヤモヤする日々。未経験ゆえに工事関係者に足元を見られているような感覚もあり、交渉力のなさにイライラすることもありました。

開業に向けた資金調達や厨房機器の手配では、カフェズライフの五味校長に何度も相談。温かくサポートしてもらいながら準備を進めました。

メニュー開発では、当初調理に自信がなかったためサポートをお願いしたものの、望むイメージが十分に伝わらず途中で協力が得られなかったりと試行錯誤の連続。開業後も日々改善を重ね、目玉メニューを作り上げるべく努力しています。

費用面でも、できる限り抑えて頑張ったものの、想定外の出費も多く大変さを実感。それでも、ひとつずつ乗り越え、ようやくオープンにこぎつけました。

現在の課題は、カフェの認知度向上と集客。これからも地道に工夫を重ねながら、Café Coffretを地域の皆さまに愛される場所に育てていきたいと思っています。

カフェズライフでの思い出

正直に言うと、通学当時は仕事も忙しく、なんとなく通っていた部分もあり、自分ごととして深く考えられていませんでした。
だからこそ、今になって「もっときちんと学んでおけばよかった」と思うことがたくさんあります(笑)。

とはいえ、当時学んだことは今も大きな財産です。
コンセプトシートなどは、今でも見返しながら初心にかえり、カフェの方向性を考える際に役立てています。
厨房設計や予算策定はもっと学びたかったところですが、調理実習では多くのレシピや技術を教わり、実際のメニュー作りに活かせています。

カフェズライフでの学びと経験があったからこそ、Café Coffretの開業準備も、迷いながらも一歩ずつ進めることができました。

最後に(今後の展望や思いなど)

Café Coffretでは、まず認知度を高め、より多くの方に足を運んでいただくことを目標としています。
オープン後はワークショップやアニバーサリーパーティーなどの企画も少しずつ始めており、今後はこうした日常に寄り添う小さな“特別体験”のお手伝いもさらに充実させていきたいと考えています。

夏にオープンしてから、少しずつ過ごしやすくなり、お店の前を行き交う人も増えてきました。これからも、地域の方々が気軽に立ち寄れる、良い意味で敷居の低いカフェを目指し、長く愛される場所に育てていきたいと思っています。