店舗名 | Treffpunkt KOBE |
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住所・場所 | 兵庫県神戸市東灘区住吉本町1-4-2 住吉アンティークメント101/102 |
営業時間 | 木曜日12:00〜17:00/金曜日12:00〜22:00/土曜日12:00〜17:00 |
@treffpunkt_kobe |
店名の『Treffpunkt』 はドイツ語で”待ち合わせ場所”という意味です。
メンターやコーチなど、人のキャリアや人生を支援する仕事をする中で、誰もがもっと気軽に立ち寄り、喜びや悩みを話せるような場所(カフェ)を作りたいと思うようになりました。また、定期的にワークショップ、イベント、マルシェなどをすることで、新しい人との出会いや繋がり、それぞれの可能性が拡がるような場所作りを目指しています。
オーナーYukabossとのおしゃべり、愛情たっぷりの手作りスイーツ、美味しいコーヒーで心がホッとして元気をチャージできるカフェです。
お店はJR神戸線住吉駅から北へ徒歩2分の駅近です。閑静な路地にヨーロッパを思わせるような可愛いアンティーク風の3階建ての建物。その1階の2部屋を借りて、コーヒーカウンターとイートインやイベントスペースにしています。内装は白い壁と木のハーモニーで温かみがあり、家具は北欧のヴィンテージ、ドイツに住んでいた娘夫婦のアート作品やアンティークの燭台など、狭いながらヨーロッパのカフェに迷い込んだような居心地の良い場所です。
メニューは、オーナー手作りのスイーツが約5種類。神戸の老舗エキストラ珈琲のコーヒーは、ドリップもエスプレッソも選べます。その他、ソフトドリンク、クラフトビール、スパークリングやワインなどのアルコールも用意。金曜日は22時まで夜カフェ営業をしており、おつまみセットや今日の一品などもあります。
開業したいと思ったきっかけ
13年前に外資系企業を退職し、起業しました。前職のマーケティングの仕事をしながら、自分の興味のある分野の仕事(メンタリングやコーチング)にも活動の場を拡げていくうちに、1-on-1のセッションだけではなく、もっと誰もが気軽に相談をする場所があればいいのに!と思うようになりました。長年、自宅のある神戸と東京を行き来する生活で、4年ほど前に東京の拠点を恵比寿に移しました。そのマンションの真ん前にあったのが、Cafe`s Life Tokyoでした。初めは自分には関係ないと通り過ぎていましたが、ある日、ピンときて説明を聞きにいき、2023年の春からセカンドライフコースで1年間神戸から毎週恵比寿に通学しました。その間に、昔からの知り合いが渋谷にカフェビストロをオープンするので、やってみないか?との誘いがあり、通学中の身ながら、月に4日間その店でコラボ営業(2023年11月から1年間)をさせていただきました。
開業準備~OPENまでのストーリーやエピソード
Cafe`s Life Tokyoを2024年3月に卒業し、卒業時は渋谷で月4日のコラボカフェで満足していたのですが、地元神戸に戻ってすぐに今の物件に出会ってしまい、しかも、ちょうど前のオーナーが移転先を探しているという奇跡のタイミングで自分のカフェをもつことを決め、6月から契約が始まりました。
こんなに早く理想の物件に出会うこと、ましてや、神戸に自分の店を持つことを直近まで想定していなかったので、できるかな?と不安でしたが、7月末のオープンまで、準備をしながら、ちょうど娘夫婦がオープンに合わせて日本に帰国するタイミングだったので、店のロゴから、ショップカードから、ヨーロッパの食器やカトラリー、備品の注文やインスタや看板の写真撮影など(娘は写真家で、娘の夫はフードスタイリストで掛け軸アーティストというプロフェッショナル)開店に向けて超特急でサポートしてくれました。
おかげさまで2025年7月末に無事オープン。1年が経ち、いろいろなことに挑戦しながら、無理せず楽しめる範囲でカフェオーナーとして頑張っています。
カフェズライフでの思い出
Cafe's Life Tokyoでの1年間は全く新しいことを仲間と一緒に学んだ楽しく貴重な時間でした。セカンドライフコースでは、それぞれに今までの人生があり、これからの人生にカフェを開業しようとするストーリーがあり、和気藹々と楽しく、励まし合いながら学ぶことができました。カリキュラムも充実していて、それぞれの分野でプロの先生方が惜しげもなく、教えてくださる熱意を感じて、なんとか1年間神戸から皆勤賞で通学することができました。みんなで協力した”Six Stories Cafe”の店舗実習も良い思い出です。マンションがスクールの真向かいだったので、卒業してからも同期生や先生方と集まって楽しい時間を過ごすこともできました。卒業時に完成した事業計画書が、今のカフェを作る際に、全ての選択のベースになっていて、軸がブレずにイメージを形にすることができています。
最後に(今後の展望や思いなど)
オープンしてまだ一年が経ったばかりですが、Cafe'sLife Tokyoで学んだこと、考えたことが全ての土台になっています。カフェのコンセプトが実現するよう日々試行錯誤しながら、少しずつ新しいことにチャレンジしてきました。
初めは、週3日の12:00-17:00、スイーツとドリンクの営業でスタートし、よく「いつ、空いてるの?」と言われていましたが、今では、それが徐々に浸透してきました。その後、営業日以外にワークショップをするようになり(現在までに約25回開催)、スペイン料理の先生とのコラボナイトを2回開催(全回満席)、1周年には渋谷でお世話になったビストロのシェフが東京から来てくださって、コラボイベントを2日間にわたって開催(全回満席)、そして、金曜日は22時まで夜カフェ営業をスタートし、近所のお店とのコラボワークショップなども企画しています。今後も近隣のお仲間や、いろいろな分野の人、可能性を持っている人たちを発掘し、カフェの場所を利用して、より可能性と繋がりが拡がる場所にしていきたいと思います。