| 店舗名 | もぐらの寝床 さわ珈琲 |
|---|---|
| 住所・場所 | 大阪府南河内郡千早赤阪村千早980 |
| 営業時間 | 11:00〜16:00 定休日:毎週土曜、日曜日(隔週土曜日、間貸し営業) |
| @sawachiyan30 @mogura_no_nedoko |
店名の由来は5年前にシェアカフェとして始まった時に「もぐらのー」という始まりの名前で先に姉妹店もあったことから、ゆっくり休憩、安らげる場所という意味で"寝床"というネーミングにしたのだとか。私はその後3年目に、さわ珈琲として間借りカフェを始めました。サワコの語呂から、そのままさわ珈琲に。
場所が大阪では唯一の村。そして、金剛山の登山口にあり非常に自然豊かな場所なので、できるだけ自然を大切にした雰囲気で、どこか懐かしさを感じれる場所であり、ゆっくりくつろげる場所です。主に、登山後のお客さんが多いこともあり、ひと休み出来る空間を作りたい。時間を忘れてのんびりしたいという人にも喜んでもらえるお店を目指しています。
外観は昔、登山客の立ち寄るおでん、うどんなど提供していた憩いの茶屋"桜茶屋"であり、外観もとたんの古びた出立ちをそのまま利用しています。内装は初代もぐらの寝床が廃材を使用して作ったナチュラルな内装で、それをさらに今回リニューアルし、やや古民家風な色合いの落ち着きをプラスしています。
ワンオペ仕様のカウンターを造作し、セミセルフ方式のスタイルを取り入れてます。
メニューは自家焙煎のスペシャルティコーヒーをハンドドリップし、それにペアリング出来るスィーツ(ケーキやプリン,カヌレ、マフィン)から軽食のパンメニュー(ホットサンドやカレーナン)などを提供をしています。
そして、季節のフルーツや地元の野菜を取り入れたりしながら、その時期に合わせて変わったりもします。

開業したいと思ったきっかけ
もともとコーヒー好きではあったが、自家焙煎珈琲店の焙煎の香りに魅了され独学で自分でも焙煎するようになった。山登りの趣味に自分の焙煎した珈琲を淹れて山頂でのひとときを楽しむようになり、登山口にあるシェアカフェの存在を知り、自分のドリップパックコーヒーを置いてもらうようになる。そこで、ご縁があり間借りカフェをさせてもらうことになりました。それから2年半後に、シェアカフェではなく、自分のカフェのオーナーとして引き受ける運びとなりました。
開業準備~OPENまでのストーリーやエピソード
ちょうど、カフェズライフを終了し、経営の難しさ、厳しさを知り諦めかけていましたが、いつも間借りしている店舗から経営形態を変えるという話しがあり、私がカフェのオーナーとして引き受けて欲しいと依頼がありました。
物件探しをしていたので、今までお世話になったカフェを自分の店舗としてできるとのことで、即座に引き受けることになりました。
そして、今度はカフェだけではなく、雑貨店と整体の3店舗複合店として。
新たにカフェのオーナーとして引き受けるために、ワンオペ仕様で働きやすいスペース作りを考えて、カフェスペース、厨房の改装を行いました。田舎風の素朴さが持ち味の店舗であったので、それを引き継ぐようなデザインで、考えました。
メニューは自家焙煎のスペシャルティコーヒーと、できるだけ旬の地元産の野菜や果物を使ったスィーツ(ケーキや焼き菓子)やサンドイッチなどの、パンを中心としたメニューです。
カフェズライフでの思い出
カフェズライフでは、ディスカバリーを使った焙煎方法やデードリッヒを使った方法の違いなど焙煎中心の授業でした。家では排気のない簡易な焙煎機だったので、本格的な焙煎機の使い方を知ることができました。
焙煎技術だけでなく、開業した際のマーケティングや経営的な目線をもっての考え方を学ぶことができました。
逆に厳しさも知り、開業の難しさもわかり一時は諦めかけていたこともありました。
今回,間借りしていた店舗が、転機を迎え,シェアカフェからテナントとして専属で借りられることになり、開業するきっかけとなりました。
最後に(今後の展望や思いなど)
美味しいスペシャルティコーヒーを提供したいのは当然ながら、ペアリングのスィーツやフードを充実させたい、地元の有機野菜や果物を取り入れて作るメニューにも取り組んでいければと考えています。自然が素晴らしい場所であることを感じてもらえるカフェに,また来てみたいと思われるような癒しの空間を作って、自分も楽しみながらやっていければと思います。